スバル サンバー 右前のフレーム錆修理 県外からのご来店
0722km オドメーターの距離です。
全然走ってないやん という距離ですが
実はスピードメーターを交換しておられます。
スピードメーターが一周するといいますが、一周はしません。
999999kmが限界です。
つまりこの車は999999km+10722km=1010721kmは走ってることになります。
凄いですね、初めて見ました。
県外 大阪からのご来店です。
車はスバルサンバーです。
フレームのサビで、一部が朽ち果ててしまい、走行中に異音が出てるとのことでした。
フレームとキャビンが干渉しています。
ここが走行中にゴンゴンと当たり異音を出していました。
異音の原因は、フレームが錆びてキャビンを支えているブラケットが下がっていました。
ブラケットが下がるためキャビンが下がり、フレームと干渉していました、
お見積りにご来店いただいたときは、忙しい時期と代車が無かったため、キャビンとフレームの間にゴムのシートをかませて、衝撃音を緩和するように応急処置をさせて頂きました。
冬から春になり、お仕事に余裕が出来て、代車も空いたところで再度ご入庫を頂きました。
フレーを修理します。
フロントバンパーを外します。 錆が発生し、穴があいた鉄板は薄くもろくなっていました。 ダメな部分を切り取ります。
鉄板を溶接していきます。
内部の構造もできるだけ同じように再現します。
フレームの修理が終わったら、ボデーを受けているブラケットも溶接しました。
キャビンをジャッキで持ち上げて、ブラケットが適正な位置になるよう溶接しました。
ピンボケですみません。
溶接修理後、錆止めに塗装しました。
わかりにくいですが、ボデーとフレームのすき間が広くなっています。
溶接個所、上からや横から溶接するのは問題ありませんが、真下からの溶接はむずいです。
車を反転したくなります。
どうしても下からの溶接はきれいにいきません。
代車をお貸し中、代車のエンジンオイルの距離が過ぎているとのことで、お客様にオイル交換をして頂きました。
そのお返しではないですが、ちょうど塩害ガードが新しく入荷しましたので、下回りを塩害ガードで塗装させて頂きました。
今回は遠いところからご来店、ありがとうございました。
また代車のオイル交換も大変お世話になりました。
また何かあればよろしくお願いします。