新品パネルの下地
部品屋さんからドアが届きました。
これ新品のドアなんです。
本当は白色なんですが、白色で届かないんです。
ほとんど黒です。どのメーカーでも。錆止めに艶のない黒色が塗られてるだけなんです。
でもこれが新品のドアなんです。
とあるトラックのドアの交換をします。
それで今回新品のドアを手配しました。
箱から開けて、ドアを作業台の上に置き、パーパーをかけていきます。
黒い塗膜の表面にキズを付けて、塗料が塗られたときに、そのキズに塗膜がしっかりと食いつかすためです。
そして、外周にシーリングを流します。
部分的にメーカーでシーリングを流してくれてるところもあります。
全部流しておいてくれると楽なのですが、そうでないとこはシーリングを流します。
そして別の作業台にドアを引っ掛けます。
縦向きにドアを引っ掛けられる台です。
シーリングの仕上がりです。
メーカーで流されたようなシーリングにしたいと思ってます(なかなか難しい)
パネルの表面をきれいにします。
サフェーサーを塗ります。
裏表ともサフェーサーを塗ります。
サフェーサーを塗装することにより、塗膜の膜厚を厚くできます。
膜厚がつけば鉄板をより強固に腐食から守れます。サフェーサーが乾燥したらもう一度、ペーパーがけします。
そして、上塗りでボデーの色を塗装します。
上塗り後、焼付け塗装して乾燥したら車体に組み付けます。
完成です。