水性塗料講習会
2010/07/04
滋賀県自動車車体整備協同組合の湖北支部で行われました。
協力 川北塗料株式会社様
RMのオニキスで実習しました。
フレンチな塗料です。
大がかりな設備投資が不要(普通のパネルブースでOK!)
保存庫が不要で長期保存が可能
多湿でも塗装が可能
本日は気温25度、湿度80%以上という水性塗料には一番悪い環境でした。
冒頭、挨拶
いよいよ実習
カラーベース塗装
トヨタ1F7を塗ってみます。
右フロントフェンダー先端の補修作業を想定しています。
脱脂はアルコール系ワックスオフを使います。
ドバー! と塗りこみます。
ちょっとやりすぎた(;一_一)
ベースが柚子肌に・・・・・・・・
やり直し(;一_一)
ワォー!!なんと水を含んだウエスで拭きとれます。
さすが水性塗料
エアーブローで水分が抜けると塗膜を形成します。
水分が抜けてしまうと写真中央に写っていますが、水性塗料の塗膜が残っています。
塗膜が形成されると水分では塗膜を除去できません。
気を取り直して
やっぱりドバーと塗りこみます。
一回目で90%程度、色決めします。
乾燥は特殊なエアブローで行います。
2回目ベース塗り
乾燥
乾燥ためのエアーブローをスプレーガンでするとガンの先端に塗料が付着しトラブリます。
大野さんが、ブツを取ってくれと、意地悪なリクエスト(^-^)
♯1500でブツを除去します。
空研ぎで研摩したあとタクロスで清掃
色決め完了
次にボカシ作業です。
ベースにボカシ剤を添加してボカシを行います。
ベースの塗装が完了
????????????
ガンの掃除はバケツの水でジャバジャバ
既成概念を捨てなければならない日が近づいています。
次はトヨタ042を塗ってみます。
なんかかっこいいかも
ばらしてみる
調色カップが、スプレーガンに取りつけられるようになっている。
みなさん熱心です。
次は受講者に塗装してもらいます。
テストパネルに足付けをします。
♯400
足付けは粗くていいのでスピーディ!
集塵サンダー体験
講習の合間にパテ粉がほとんど飛散しないサンダーとペーパーを体験しました。
97%吸い込むらしい。
たしかに粉塵は出なかった(^-^)
クリアー塗装
クリアーはCP(何の略かは忘れた(;一_一))
法の基準を満たすクリアーだそうです。
塗装の様子は動画でどうぞ
フェンダー1枚40秒で塗りあがります。
しかもセッティング無しで直ぐに焼き入れOK
据え置きのエアブローです。
どうなってエアーが出てくるのか分かりませんが、
元エアー量の3倍のエアーを噴出出来ます。
塗装物に斜め方向からエアーをあてます。
塗装物表面に気流を作って乾燥させる様です。
講習者、塗装体験
こちらも動画でどうぞ
ドバーと塗りこめないのでタレるまで塗ってみました。
もう少しガン距離を近づけた方がいいとの事です。
水性塗装用のスプレーガンです。
受講者が塗装したベース。
ドバーと塗るのに慣れないのでベースが荒れてしまいました。
今回の水性体験
確かに水性塗料には悪環境の条件でしたが
うわさに聞くほどの作業性の悪さは感じられませんでした。
かなり進歩してると印象を受けました。
おまけで水性チッピングを体験
反省会
取り急ぎアップしておきました。
今回の講習会は若い方が多く出席して頂き嬉しかったです。